MENU CENSUS|メニューセンサス|株式会社マーケティング・リサーチ・サービス

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2019年09月30日
メニューセンサスの活用方法

活用例:パン製造メーカーのマーケティング担当者のAさん

 

来期、新たに発売したい朝食向けのパンをどういったものにしようか悩んでいます。




まず朝食は何が食べられているのだろう?
メニューセンサスを使って調べてみました。

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【飲料】が最も多い、次に【粉類】、【米・もち料理】

朝食には、飲み物と主食は食べられているようだ。

この30年で、【粉類】は増えていて、【米・もち料理】【汁物】【魚料理】は減っているな。和食からパン食に移っているんだろうな・・・。


次に【粉類】のうち何が多く食べられているかをメニューセンサスで調べてみました

 
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【トースト】が最も多い、次に【パン】、【菓子パン】

30年間、朝食には、【トースト】が食べられており、この20年間で、【菓子パン】が特に増加している。

※菓子パン:クリームパン・あんぱん等の甘いパン。菓子パンは焼いて食べても菓子パン扱い。

※パン:トーストしないパン、レンジで温めたパン、レーズンパン等。


次に、多かった【トースト】を食べている主婦の年代をメニューセンサスで調べてみました。

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【60代主婦】が最も多い、次に【50代主婦】、【40代主婦】

この25年程で、【50代主婦】【60代主婦】の朝食に【トースト】は増加しているが、【20代主婦】【30代主婦】は、【トースト】が減少している。

メニューセンサスのデータからわかったことは!

(1)朝食にはパン、それもトーストが多く食べられている。

(2)トーストを食べている世帯の主婦は60代が最多。

  →若い人ほどパンやトーストを食べているわけではない。

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仮説考察

●若い人はトーストすら面倒

●トーストだとおかずが必要だから違うパンを食べている

●若い人はパン(焼かない)や菓子パンへ       ・・・等など
 

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【商品開発や提案の方向性は…】

●50代以上の世代をメインターゲットとしたパンを企画する

● そのまま食べるよりも、トーストするほうがおいしいパンを企画する

● 50代以上がトーストと一緒に消費するような商品を企画する

● 食パン以外のパンを開発する

● シニアに食パンをもっと食べてもらう/若年層に食パンを食べてもらうための提案
 

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【さらに掘下げてみるなら・・・】

・トーストは朝食以外でも食べられているのか?
 →(作表依頼)トースト×時間帯(朝食以外)

・トーストは何と一緒に食べられているのか?

 →(作表依頼)トーストと同時に出現するメニュー

・トーストに使っている食材・調味料は?

 →(作表依頼)トーストと同時に出現する食材・調味料/(調査依頼)質問紙調査 ほか

・トーストを食べている人たちは、今のトーストで満足している?
 →(調査依頼)質問紙調査、グループインタビュー ほか

・トーストを朝食に食べる人たちに新商品の感想をききたい

 →(調査依頼)HUT、グループインタビュー ほか     ・・・等など
 



 
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